お知らせ

■2019年08月27日

西山知佳先生が
京都大学大学院 臨床看護学講座クリティカル看護学分野の
准教授に御昇進されました。
お祝いの会の様子です。IMG_1566IMG_1549

■2019年08月20日

井澤先生がピッツバーグでの研究留学を終え帰国され、ご講演いただきました。
BMJから出版された、時間依存性交絡を調整した院外心停止症例への気管挿管の効果についての論文を解説いただきました。
またピッツバーグ留学中の貴重な経験談を共有していただきました。

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■2019年08月10日

AEDはPublicな場所の方が有効であるという研究結果が論文で発表されました。

AEDの有効な設置場所を考えていく必要があります。

Public-Access Defibrillation and Survival of Out-of-Hospital Cardiac Arrest in Public vs. Residential Locations in Japan

Circ J 2019; 83: 1682–1688

Takeyuki Kiguchi, MD, PhD; Kosuke Kiyohara, PhD; Tetsuhisa Kitamura, MD, Chika Nishiyama, PhD; Daisuke Kobayashi, MD; Satoe Okabayashi, MD; Tomonari Shimamoto, PhD; Tasuku Matsuyama, MD; Takashi Kawamura, MD; Taku Iwami, MD

■2019年07月01日

Resuscitationに救急現場に遭遇した際の救助行動に関する論文が出ました!

Actual resuscitation actions after the training of chest
compression-only CPR and AED use among new university students

Chika Nishiyama, Ryuhei Sato, Masaaki Baba, Hiroshi Kuroki, Takashi
Kawamura, Takeyuki Kiguchi, Daisuke Kobayashi,
Tomonari Shimamoto, Kaoru Koike, Shinsuke Tanaka, Chisako Naito, Taku
Iwami. Resuscitation 2019:141; 63-68.
PMID: 31201883, DOI: 10.1016/j.resuscitation.2019.05.040

【概要】
2015年より京都大学では学部を問わず全ての新入生約3000人に対して、新入生オリエンテーションの際に胸骨圧迫とAEDの使い方を指導する講習会を行っています。そこで今回の研究では、この講習会を受講した学生が、大学入学後に心停止も含め人が倒れているような救急現場にどの程度の頻度で遭遇してるのか、またその際なんらかの救助行動を行っているのかを明らかにすることを目的としました。

2018年4月現在、学部2-4年生を対象に質問紙調査を行い5,549名(73.1%)から回答を得ました。観察期間において、救急現場に遭遇した学生は264名(遭遇頻度2.5/100人年)、そのうち心停止現場に遭遇したものは111名(遭遇頻度1.1/100人年)であることがわかりました。これは、京都大学4年間の学生生活の間に、約25人に1人の京都大学の学生が心停止現場に遭遇するということです。また何らかの救助行動(119番通報、救急隊の誘導、AEDを取ってくる、AEDの使用、胸骨圧迫の実施)を行っていたものは、心停止現場に遭遇では54名(48.6%)、心停止以外の現場では、82名(53.6%)でした。

心停止の発生頻度については多くの研究で明らかになっていますが、救急現場や心停止現場に遭遇する頻度について明らかにしたデータはほとんどありませでした。心肺蘇生教育を学ぶ必要性を伝えたり、受講生に「案外身近なことなのかも」と意識づけしてもらうには有用なデータだと思います。

■2019年05月14日

院外心停止におけるKと予後との関連についての論文がPublishされました。

Serum potassium level on hospital arrival and survival after out-of-hospital cardiac arrest: The CRITICAL study in Osaka, Japan

Haruka Shida, Tasuku Matsuyama, Taku Iwami, Satoe Okabayashi, Tomoki Yamada, Koichi Hayakawa,
Kazuhisa Yoshiya, Taro Irisawa, Kazuo Noguchi, Tetsuro Nishimura, Toshifumi Uejima, Yoshiki Yagi, Takeyuki Kiguchi,Masafumi Kishimoto, Makoto Matsuura, Yasuyuki Hayashi, Taku Sogabe, Takaya Morooka, Junya Sado,
Takefumi Kishimori, Kosuke Kiyohara, Takeshi Shimazu, Tetsuhisa Kitamura and Takashi Kawamura

■2019年05月10日

学校で心停止になった子どもにAEDが使われたかどうかを調べたところ、小学生と中学生では男女差がなかったのに対して、高校生では女子生徒に使われる割合が、男子生徒より低い傾向にあることが、石見教授はじめ京都大学などのCC-RESUSの研究メンバーの調査でわかりました。

今後、女性に対しても

プライバシーに配慮しつつ、迅速に胸骨圧迫とAEDの装着を行えるように教育・普及が必要です。


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190506/k10011906471000.html

■2019年04月23日

下記通り第83回CC-RESUS定例会が行われました。

日時:  2019年4月22日 月曜日 18 時00分- 19時30分

場所: 京都大学医学部構内 G棟 セミナー室A

演題1:

演題名:循環器疾患を有する高齢者における肺炎球菌ワクチンの重症心不全発症予防効果
所属:京都大学大学院 予防医療学分野 修士課程
演者:吉村 聡志さん

演題2
演題名:簡易蘇生講習会の累積効果と再受講までの期間の推奨に関する研究
所属:大阪大学大学院医学系研究科生体統御医学講座 救急医学
演者:松浦裕司先生

活発な議論となりました。

■2019年04月05日

CC-RESUS定例会の追加情報をお知らせをいたします。

今回は大阪大学大学院医学系研究科生体統御医学講座 救急医学
    松浦裕司 先生にご発表いただきます。

皆様ぜひお誘い合わせのうえご参加ください。
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第83回CC-RESUS定例会

○日時:  2019年4月22日 月曜日 18 時00分- 19時30分
○場所: 京都大学医学部構内 G棟 セミナー室A

演題名:簡易蘇生講習会の累積効果と再受講までの期間の推奨に関する研究
所属:大阪大学大学院医学系研究科生体統御医学講座 救急医学
演者:松浦裕司先生
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出欠確認はこちらからお願いいたします。

https://forms.gle/cwdB6J7VkfoXKg6R7

■2019年03月11日

心停止患者に対して心肺蘇生を行う際は心拍再開が得にくい症例ほど高度気道確保(救急救命士によるデバイスを用いた気道確保)が行われやすく(蘇生時間バイアス)、また患者の生存状態や治療内容は時々刻々と変化するため、大規模データベースを解析する際に従来の傾向スコア・マッチング法では十分な対応関係が得られません。

そこでCC-RESUSのグループでご活躍の井澤純一氏(現ピッツバーグ大学)、北村哲久氏(現大阪大学)、石見拓教授らが時間依存性傾向スコア連続マッチング(Time-dependent propensity score sequential matching)を用いて高度気道確保の有効性を検証しました。

 総務省消防庁の全国ウツタイン登録データベースを用い、時間を1分単位に区切り、同一時点における高度気道確保のなされやすさを揃えて高度気道確保の実施群と非実施群の転帰(1カ月生存または1カ月以内の生存退院)を比較しました。その結果、電気ショック適応例(心室細動または無脈性心室頻拍)では高度気道確保は有効性は認められなかった(調整済み便益比:1.00、95%信頼区間:0.93〜1.07)のに対し、非適応例では有意な改善(調製済み便益比:1.27、95%信頼区間:1.20〜1.35)が得られました。

この研究はBMJ(2019年3月2日発行)に掲載されましたが、これによって心肺蘇生に関する国際ガイドラインの記述が書き換えられる可能性があります。

Pre-hospital advanced airway management for adults with out-of-hospital cardiac arrest: nationwide cohort study BMJ 2019; 364

https://www.bmj.com/content/364/bmj.l430

■2019年03月05日

第82回 CC-RESUSが下記のように開催されましたことをご報告いたします。
IMG_0927たくさんのご参加ありがとうございます。

開催日:2019年3月4日(月)
時間:2019年3月4日 月曜日 17時00分- 19時30分
場所:京都大学医学部構内 G棟 セミナー室B

演題1:「心臓突然死の家系内再発予防を目的とした
      Genetic Autopsyと遺伝カウンセリング体制の構築に向けて」
演者:小池 佳菜子 さん
所属:京都大学大学院 医療倫理学・遺伝医療学分野

演題2:「仕組みと仕掛けで救う 10分で消える命」
    「寝たきりを防ぐカギは心房細動管理 」
演者:三田村 秀雄 先生
所属・役職:国家公務員共済組合連合会 立川病院病院長
      日本AED財団理事長