京都大学院生の牧野 佑斗さんが下記の下記の研究論文をResuscitation誌から発表しました。JAAM-OHCAレジストリのデータを用いて、体外循環式心肺蘇生法を用いた院外心停止患者の神経学的予後を予測するTiPS65スコアの外的検証を行いました。TiPS65スコアでは、年齢、覚知から病院到着までの時間、病院到着時の初期波形、初期のpH値を予測因子として使用しています。外的検証でTiPS65スコアは,妥当な識別性と予測性を示しました。このスコアは,臨床現場においてECPRの対象患者を選択する際の判断材料となり得ることが期待されます。
Makino Y, Okada Y, Irisawa T, et al. External validation of the TiPS65 score for predicting good neurological outcomes in patients with out-of-hospital cardiac arrest treated with extracorporeal cardiopulmonary resuscitation. Resuscitation. Nov 25 2022;182:109652.
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0300957222007249